2011年7月14日木曜日

私の好きなもの(Ⅱ) 建具


 建具好きって、少し変ですかね?
でも、私は格子戸をこよなく愛しているのです。

京都の町屋とか、古民家とかにあこがれはあっても、実際のところ都会で仕事をしている
以上、今の居住地を離れることは出来ないのが実情です。
かといって、古民家を移築する土地もなければ財力もありません(;一_一)

私は、10年程前に中古マンションを購入しました。
最初のリフォームは、明確なコンセプトもなくて風呂やトイレを新しいものに変えたり、クロス
を変える程度でした。

別段、自宅に不満や不自由もなかったのですが、ある日模様替えしていて思ったんです、
つまらない家だなと。もっと風情のある家にしたいな、時代箪笥の似合う家がいいなって。
そこで、2回目のリフォームを決意しました\(◎o◎)/!。

それから、リフォームに役立ちそうな建具収集が始まりました。
またもや骨董店巡りとネットオークション漁りの日々。
どうも、せっかちで、のめり込む性格なんです(>_<) 


いろいろ集まったところでリフォーム工事に入りました。
私は、以前にインテリアコーディネイターをしていたので、コ
ンセプトさえ明確であればプラン作りは得意分野なんですが、
それゆえ、あれやこれや注文が多く、大工さんにとっては迷
惑な施主だったと思います。



  

洗面所(上写真)やトイレ(右写真)の引戸、開き戸はすべて
骨董店で収集した建具です。
建具に高さを合わせたり、長さや幅を調正したりして、大工
さんも悪戦苦闘してくださいました。


 



大工さんにお願いして、私の大好きな組子欄間(書院欄間
なので普通の欄間より小さい)をはめ込んだ引戸を作って
もらい、キッチンカウンターの下に取り付けました(左写真)

和室の建具は、どうしても千本格子戸にしたくて骨董店を探し廻ったのですが良い千本格
子戸に出会えず、やむなく建具屋さんに特注しました。(一番上写真)超高かった(>_<)
リフォームから3年過ぎましたが、いまのところ居心地に満足です(^-^)。

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