2012年1月1日日曜日

お正月の食卓

おせち料理

皆様、明けましておめでとうございます。
拙いブログですが、いつも読んでくださってありがとうございます。
本年も、私目線の身近な話を綴っていきたいと思います。
どうぞ、よろしくお願いいたします。

さて、2012年の最初は「おせち」の話。
日本のお正月は、「おせち」と「お雑煮」から始まりますよね。
私も昨日、半日かけて「おせち」を作りましたよ。


煮しめ


私は、料理好きでも料理上手でもないのですが、毎年「おせち」は作ります。
ひとり暮らしなんだから、作る必要もないだろうと思われるかもしれませんが、やっぱり「おせち」のない正月は、寂しいですからね。
それに、お正月は友人たちが「おせち」目当てに、我が家に集まります。
別に、約束も招待もしてないのですが勝手に来ます(~_~;)
我が家のおきては「お酒は持参すること」だけですから、それぞれ自分の好みの酒を片手にやって来ます。

ロールチキン・スモークサーモン・卵焼き・蒲鉾
海老の塩焼き・鴨のロースト・貝の煮付

さすがに元旦は誰も来ないけど、そんな調子で3日あたりで「おせち」は完食となります。

私は、市販の「おせち」を買ったことがありません。
当然、食べたこともありません。
広告写真などを見ると、とても美味しそうなので「注文してみたいなぁ」とは思うのですが、とにかく高価なので貧乏性の私には、買うことができません。

子持ち昆布・ローストビーフ・牡蠣の燻製・焼豚



デパートで扱っている高級料亭の「おせち」などは5万円はするし、コンビニやスーパーの「おせち」でも2万円もするのですよ。
一年に一度のことだから、贅沢するのも良いでしょう。
きっと、それだけの価値があるくらい美味しいのだと思います。
だけど、どんな豪華でリッチな「おせち」より、やっぱり手作り「おせち」が良いようにも思えるのです。


カリフラワーとパプリカのマリネ・なます
黒豆・昆布巻き・田作り

一年に一度だからこそ、自分で作るのが大事だとも思うのです。
たとえば、「煮しめ」だけでも、「黒豆」だけでも、我が家の味を大切にしてみませんか?
市販の「おせち」のように彩り豊かにはできなくても、手の込んだものは作れなくても、家族と囲むお正月の膳は、やはりお母さんの手作り「おせち」がいいもんですよ。
珍しい料理もいいけど、いつも食べてる「知ってる味」だからこそ、安心して食べられるのではないでしょうかね。


レッツ!おせち


母になったことがない私が偉そうなことを言うのは、おこがましいのですが「おせち」を作らないお母さんが増えていく、現在の状況は寂しいことだと思います。
「おせち」作りは、母親から娘に受け継がれていくべき美しい風習だと思うのですよ。
あまり母のお手伝いなどしなかった私ですけど、大晦日は母とふたりで台所に立って「おせち」を作りましたよ。
自分が食べたかったからなんですけど、母が亡くなった今では懐かしく想い出します。

お雑煮



味見と称して、つまみながら重箱に詰めるのは、いつも私の役目だったなぁ(ー_ー)
最近の私は、「おせち」を重箱には入れません。
重箱の入れると、皆、勝手に好きなものだけ食べてしまって、すぐ無くなってしまうからです。
そこで、4年くらい前から、ひとりづつ皿盛りにして出すことしました。
その方が見映えもよく、うまく盛り付ければ高級感がでますよ。


少しだけ、器に凝れば、私の作った煮しめでさえ美味しく見えてきます。
私は、母のように料理上手ではないけれど、食べに来てくれる友人達がいる限り、「おせち」だけは作り続けたいと思っています。

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