2011年8月25日木曜日

唐招提寺


唐招提寺金堂


もし「日本で一番美しいお寺は?」と問われたら、私は間違いなく奈良の唐招提寺と答えます。
日本には、素晴らしい寺社仏閣がたくさんありますが、私には、このシンプルな造形美を持つ、この唐招提寺がなにより美しく思えるのです。
平成の大修理も2009年に終わり、天平の面影が戻りました。
天平の頃は、華やかな極彩色に彩られた寺院であったそうですが・・・(^_^;)


唐招提寺講堂




私は、ほとんどの女性の方が好む京都より、奈良のほうが好きです。 
京都の華やかさより、奈良の鄙びた風情が私には合うようです。


唐招提寺の脇道





京阪神に住んで居られる方でなければ、奈良は京都観光のついでの観光ルートのようなもので、奈良公園で鹿と戯れ、東大寺や興福寺を見学して終わってしまいがちです。


確かに、東大寺も興福寺は、すばらしいと思います。
東大寺の大仏様も、興福寺の阿修羅像や木造十二神将立像も
大好きです。

 でも、なかなか西の京の方へ足をのばして頂けないのが少し残念に思われます。
奈良の良さは、街中ではなく郊外に見つけることができます。
奈良には、万葉の都の面影があちらこちらに残っています。



浄瑠璃寺


奈良には、東大寺や興福寺以外にも、いっぱい見て頂きたいお寺があります。

鄙びた山里に、佇む浄瑠璃寺もまた、とてもシンプルで美しいお寺です。
九体仏で有名なお寺です。
 正確に言うと奈良市ではなく、京都府木津川市にあるのですが、ほとんど県境になので、、私の中では、奈良の寺の分類という事(-_-;)
ご不満の方もあろうかと思いますが・・・



とにかく、この辺りは静かな静かな山里です。
心静かな時間を求めるなら、ぜひ訪ねてみる事をおすすめします。



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