2011年8月17日水曜日

うちわと扇子


京うちわ(みやこうちわ)

暦では、もう秋ですが まだまだ暑いですね。
今年の夏は、節電のため扇風機がよく売れたとか。
とは言え、コンクリートとアスファルトに囲まれた都会の夏は、扇風機だけでは過ごせないのが実情ですよね。
エアコンあっての扇風機なのだから、はたして節電できているのでしょうかね(?_?)

暑い暑いと嘆いていても仕方ないので、今日は、マイコレクションのうちわと扇子の話をしましょう。


 
舞扇


  
うちわや扇子は、夏のアイテムと思われがちですが、実は、そうとも限らないのですよ。


扇子には、能や狂言、舞踊に使われる舞扇、茶道や香道用の茶扇、また留袖を着た時などに持つ祝儀扇などがあって、それらの扇子は涼をとる為に使われることはありません。


稽古用の舞扇

最近では、インテリア用の飾り扇子というものもありますよ。
金地に松竹梅の絵が描かれたものや桜の絵柄をよく見かけます。
 おもに、外国人の方がおみやげ用として求められるようで、少し派手めなものが多いですね。
 




 

実用的な扇子は、小型で軽量で涼しげなものがいいですよね。
左の写真は、私の愛用してる扇子です。
青地が涼やかでしょ。
稚児が二人踊っているのですよ、可愛いでしょ(^_^)





京うちわ
でも、どちらかというと私は、うちわの方が好きです。
扇子の歴史は、古いけど・・・
扇子の方が雅でも・・・
少し庶民的なうちわの方が、風雅な感じがするのです。

黒田清輝 画








夏の宵、縁台で夕涼み。
やっぱり、うちわですよね。





  

 

0 件のコメント:

コメントを投稿