京うちわ(みやこうちわ) |
暦では、もう秋ですが まだまだ暑いですね。
今年の夏は、節電のため扇風機がよく売れたとか。
とは言え、コンクリートとアスファルトに囲まれた都会の夏は、扇風機だけでは過ごせないのが実情ですよね。
エアコンあっての扇風機なのだから、はたして節電できているのでしょうかね(?_?)
暑い暑いと嘆いていても仕方ないので、今日は、マイコレクションのうちわと扇子の話をしましょう。
舞扇 |
うちわや扇子は、夏のアイテムと思われがちですが、実は、そうとも限らないのですよ。
扇子には、能や狂言、舞踊に使われる舞扇、茶道や香道用の茶扇、また留袖を着た時などに持つ祝儀扇などがあって、それらの扇子は涼をとる為に使われることはありません。
稽古用の舞扇 |
最近では、インテリア用の飾り扇子というものもありますよ。
金地に松竹梅の絵が描かれたものや桜の絵柄をよく見かけます。
おもに、外国人の方がおみやげ用として求められるようで、少し派手めなものが多いですね。
実用的な扇子は、小型で軽量で涼しげなものがいいですよね。
左の写真は、私の愛用してる扇子です。
青地が涼やかでしょ。
稚児が二人踊っているのですよ、可愛いでしょ(^_^)
京うちわ |
でも、どちらかというと私は、うちわの方が好きです。
扇子の歴史は、古いけど・・・扇子の方が雅でも・・・
少し庶民的なうちわの方が、風雅な感じがするのです。
黒田清輝 画 |
夏の宵、縁台で夕涼み。
やっぱり、うちわですよね。
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