川劇「変面」 |
1月14日、私は中国文化に触れるべく、中区栄の久屋公園に向かいました。
なんと、3年ぶりに地下鉄に乗り、デパートが建ち並ぶ栄の街に行ったのです(~_~;)
この日行われたイベントは、「名古屋中国春節祭」というもの。
いままで、このようなイベントが名古屋で毎年行われているとは、まったく知りませんでしたが「名古屋中国春節祭」は、今年で6回目になるそうです。
そこで、私も「春節」の雰囲気を味わうため、苦手な繁華街ですが、出かけて行ったのです。
獅子舞 |
長崎や神戸、横浜のように中華街があるところの皆さんは、「春節」のイベントも身近に感じられるのでしょうが、名古屋において「春節」は、あまり身近なイベントではありませんよね。
ところで皆さん、「春節」は御存知ですよね。
現在の中国は、もちろん日本と同じグレゴリオ暦に基づいて日常生活がなされていますが、中国の人々は、新暦の正月よりも旧暦の正月、つまり「春節」を新年を祝う最も重要なイベントとしているそうです。
辣美舞 |
私は、旧暦について詳しくないのでよく解からないのですが、「春節」は毎年同じ日という訳ではないそうで、今年の「春節」は1月23日なんだそうです。
ちなみに来年は、2月10日だそうですよ(゜.゜)?
毎年、違うのでは憶えられませんね(-_-;)
雑技 |
去年のイベントがどうだったかは知りませんが、今年の「名古屋中国春節祭」には、「重慶文化芸術団が特別来日!」とあるので、そりゃタダで観られるのなら儲けものと思い、勇んで出かけましたよ。
私が 会場に到着したのはの正午近く、もう、その時刻には凄い人だかりになっていました。
さすが、名古屋一の繁華街、半端なく混雑していました。
ステージらしきセットは、なんとなく見えるのですが、音はすれども、姿は見えずといった状態です。
変面 |
観客席もあるようですが、とてもじゃないけど近づけない感じでした。
「こりゃダメだ」と思って諦めかけた矢先、ちょうど重慶文化芸術団の午前の公演が終わり、見物の人垣がバラバラと崩れていきました。
チャンス到来、すかさず人波に逆らって前へ進み、絶好のポジションを確保しました(*^^)v
重慶文化芸術団の午後の公演は1時からですが、ステージでは地元名古屋の人達の踊りなどが行われていたので、ゆる~く待つことが出来ました。
やがて、獅子舞が始まりると、気分は「春節」に。
変面 |
中国の獅子は黄色と赤でとてもカラフル。
毛がフサフサしていて、日本の獅子より目もぱっちりしていて可愛い感じです。
中国独特の音階にのって踊る獅子は、ユーモラスで愉しく、仕草も可愛いのですよ。
獅子に頭を噛んでもらうと、1年間無病息災でいられるのだそうです。
私も噛んでもらいたかったけど、ちょっと恥ずかしくて頭を差し出す勇気がありませんでした。
辣姉妹 |
そして、いよいよ重慶文化芸術団の登場です。
始まりましたよ。
なんとまあ、綺麗なお姉さん達の登場です。
衣装も美しいけど、本当に美人でスタイルの良いお姉さんばかりです。
見物のおじさん達は、拍手喝采。
あまりの美しさに、口をあんぐりと開けたままのおじさんもいたりして(^_^.)
中国武術 |
色っぽいチャイナドレスで登場した時なんぞは、もう、今にもヨダレがこぼれ落ちそうな顔してました。
彼女達は「辣美舞」という重慶文化芸術団の誇る美女だけで編成された踊りチームだそうです。
うーん、美女しか採用されないのかぁ?キビシイ世界だな(-"-)!
彼女達は、衣装を変えて5回登場しましたが、どの踊りも美しくて、うっとり見入ってしまいました。
辣美舞「千手観音」 |
なかでも、ラストを飾った「千手観音」という踊りは、華麗で美しかったですよ。
そして、私が一番観たかった、川劇(せんげき)「変面」が始まりました。
川劇とは、中国四川省の伝統芸能で、演じている最中に瞬時に面が変わる、すっごい技が特徴なんだそうです。
そして、その説明通りのすっごい技でした。
ほんの一瞬、首をコクッと動かす度に、いろんな色のお面に変わっちゃうのですから、おったまげ(@_@;)!
ほんと、どうなっているんだろう???
龍舞 |
いやぁ、これぞ中国4,000年の歴史、大したもんですよ。
これを見ただけで得した気分で帰れます
なんでも、その技は現在でも国家機密らしいですよ。
また、「辣姉妹」の演奏は素晴らしく、思わず聞き入ってしまいました。
「辣姉妹」は女性演奏家チームで、琵琶や二胡、楊琴といった中国伝統楽器を使って民族音楽を演奏します。
目を閉じれば、中国の美しい山河が目に浮かんでくるような心地でしたよ。
日本のお父さん達にサービスショット・・・どうだ! |
演奏する、その姿も優雅で美しく、やっぱり女性はいいですね。
その他にも、中国武術や中国雑技の一輪車の曲芸なども楽しく見学することが出来ました。
いやぁ、楽しかったな。
たっぷり1時間半「重慶文化芸術団」の公演を観て満足した私は席を離れ、飲食店ブースで辛~い「刀削麺」を食べて、「豚の耳」となんていう料理かわからないけど、ピーナッツの入った炒め物やら、揚げパンやら、いろいろ買い込み自宅に帰りました。
中華料理で一杯、美味しかったですよ。
私は、香港や台湾には行ったことがあるのですけど、中国大陸には上陸したことがありません。
悠久の都、重慶にもいつか行ってみたいなぁ、お金と暇があればですけど・・・(-_-;)
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